生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

家で「十二人の怒れる男」を見る。かういふドラマは大好きだ。見隨ら三木のり平さんの話を思ひ浮かべた。

「せりふ」というのは「競り符」じゃないかと思う。そう競り合う。役者と役者が舞台の上で、丁々発止と渡り合う「言葉」。つまり競る符牒だ。だから、「せりふ」って言うんじゃないかと思う。

だとすると、「せりふ」は競らなければならないわけだ。舞台の上で、意見が対立したり、感情がもつれたり、それぞれ登場人物の人生観が交差したりして、「言葉」が競り合う。芝居というものはそうじゃないといけない。

そして大掃除を兼ねて部屋の模樣替へを行ふ。一日は過ぎて行く。